2020年05月15日
吊り上げられた船

2020年5月15日(金)
昨日仕事が終わった後に行った酒田本港内で見た作業するクレーン船。
豪快に小さな船を吊り上げていた。
後ろには青い空に鳥海山が見えている。
昨夜政府が39の県に対して緊急事態宣言の解除を行った。
これで気持ち的にはずいぶん楽になったような気がする。
山形県も連続10日間新たなコロナ感染者を確認していない。
これで終わったのかなと思えるほど平穏な日々となっている。
しかし、本当にそうなのだろうか。
これまでのインフルエンザなどと違って夏になると感染力が弱くなるようなウイルスではないらしい。
それにこれからの生活様式はどうなるのだろうか。
外出はマスク着用。
これからは未来永劫外に出るときは必ずマスク着用なのだろうか。
人と人との間隔はできるだけ2m。
学校は相当大きな教室を作る必要がある。
公園などで子どもたちは2m間隔をあけて遊ぶのだろうか。
親子でも2m間隔をあけるのだろうか。
移動したときは会った人と場所を記録する。
家に帰ってきてからでは思い出すことは不可能なので途中でメモするしかないか。
生活では毎朝検温。こまめに手洗い、換気。会話時は症状なくてもマスク。
家族同士でもマスクが必要なのだろうか。
スポーツではジョギングは小人数で、距離を取ってすれ違いを。
スポ少や部活でも実践するのだろうか。
食事は大皿、おしゃべり、多人数会食は避け、横並びで座る。
楽しくない食事風景が見える。
人と人とが極力離れて生活をするなんて現実に可能なのだろうか。
わからないことだらけで理解不能な新しい生活様式が並んでいる。
もしくは理解可能でも実現不可能な生活様式が並んでいる。
新型コロナは確かに怖い。
しかし、この無理難題な生活を果たしていつまで続ければいいのか。
中学校の体育大会「中体連」や高校の体育大会「インターハイ」は軒並み中止と決まった。
夏の高校野球「甲子園大会」も中止になりそうな雰囲気。
やるせない思いを持つ人はどんなことを考えながら事態を見ているのだろうか。
広々とした酒田港を眺めながら、あ~あと大きくあくびをした。
Posted by 黒メダカ at 08:12│Comments(0)
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