鶴岡木村屋の初夏の上生菓子

黒メダカ

2017年05月29日 08:08




2017年5月29日(月)

昨日買ってきて食べ損ねた和菓子たち。
賞味期限は今日までだからまだ大丈夫。

鶴岡木村屋の初夏の上生菓子は。
上が雨上がり(雪平、白あん)
左が落し文(おとしぶみ、こなし、大納言)
右が花菖蒲(はなしょうぶ、ういろう、黄味あん)

どれも季節に敏感な日本人らしい繊細な生菓子になっている。
特に雨上がりは虹を描いてカラフルでおもしろい。

落し文はいわくありげな菓子。
虫が、くるりと巻いた葉に卵を産み付けて地上に落とした様子が、
恋文を相手に気付くように落として拾わせた、
昔の“落とし文”に似ていることから、この菓名が付けられている。

花菖蒲はそのまま初夏に咲く雨が似合う花。
「いずれがあやめかかきつばた」なんて言葉もあるが、
優劣つけがたいときに用いられる。
私には種類が多くてわからない。

昨日は肌寒い日だったが、今日は暑くなりそうだ。




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