2019年06月20日
酒田市大町あやめ通り
2019年6月20日(木)
酒田市大町を流れる用水路のそばに、
大町あやめ愛好会の皆さんが育てているあやめが見ごろになっている。
あやめと言えば県内で有名なのは長井市のあやめ公園だ。
酒田市大町のあやめ通りは特に公園があるわけでもなく、
水路のそばにあやめがあるだけのあやめ通りだ。
5月には水車が設置され、6月にはあやめ祭と称して提灯が飾られる。
たったそれだけの話だが、私が小さいころから何度か見学に行った記憶がある。
現在も活動が続いているのかと昨日見学に行ってきたが、
残念ながら水車は設置されておらず、あやめは咲いてはいたがところどころになっていた。
昔は会員の多くが農業だったが、現在はほとんどが勤め人となり、
その生活基盤は大きく様変わりしてしまった。
そんな影響が出ているのだろうか。
地域の人たちの苦労は計り知れないものがあるが、
それでも、季節の移ろいを確かめる情景が見られなくなるのはとても残念な思いがある。
雨の中しっとりと濡れていたあやめの美しさがぴったりの季節になっている。
Posted by 黒メダカ at 08:22│Comments(0)
│自然・風景