2019年02月08日
アマハゲ、こわい!
2019年2月8日(金)
昨日行った遊佐町吹浦西浜にある鳥海自然文化館湯楽里(ゆらり)。
展示ホールには2月1日から5月26日の期間、実物大のアマハゲが展示されている。
これは昨年ユネスコ無形文化遺産に登録された来訪神行事のひとつに、
遊佐の小正月行事(アマハゲ)が指定されたことによる。
秋田県男鹿のナマハゲをはじめ、岩手県吉浜のスネカ。
宮城県米川の水かぶり、石川県能登のアマメハギ。
佐賀県見島のカセドリ、鹿児島県甑島のトシドンなど全部で11カ所の指定だった。
写真のアマハゲは女鹿集落のものだが、
人形には作務衣(さむえ)やケンダンと呼ばれるわら蓑を着ている。
さすがに相当な迫力で大きな男がこの仮面を付けて家に入ってくれば、
子どもたちでなくても恐怖を感じてしまうだろう。
大画面にはひっきりなしに子どもたちが泣き叫ぶ動画が映し出されていたが、
この泣き叫ぶ声を聞いているだけで恐怖感が増幅するのだった。
動画にはアマハゲだけでなく、全国の来訪神の様子が映し出された。
昔、私が生まれた酒田市漆曽根にも獅子舞がやってきたことがあった。
今更ながらそのときの恐怖体験を思い出してしまった。
展示は午前9時~午後5時まで。
誰もいないと暗くなっているが、人が入ると明かりが点灯した。
Posted by 黒メダカ at 08:22│Comments(0)
│自然・風景