めだかのがっこ分室２

2019年1月1日(火)

2018年12月31日からぽとりと一日が過ぎて2019年になった。
また、今日から一年がはじまる。

昨年は母を亡くし、そして東京の叔母も亡くなった。
次から次と上から順番にこの世から姿を消してゆく、そんな一年だった。

今年もおそらくそんな一年が続いていくのだろう。
その度に「あぁ私の順番も近づいているなぁ」と思わざるを得なくなる。

しかし、いつもそんなことばかり考えているわけではない。
風花舞う厳しい冬でも真っ青な晴れ間はやってきて、ひとときの安らぎを感じさせる。
木々の芽吹きに驚き、生き物のあどけない表情に安堵したりもする。
そんな風に気が付かないうちに過ぎてゆく日常のなかの自分に出会う。

些細な自然の移ろいに喜び、
野鳥のかわいらしい身じろぎに興味のこころが育つ。
そんなひとときを過ごしながら生き続けていく。


写真は酒田本港にあった大きな雪だるまだ。
酒田港の漁船には他国からの船員が結構多く乗船している。
はるか南の国の船員が見たこともない雪で遊んだのだろうか。

少しアジアンの雰囲気の漂う雪だるまだった。