2018年08月29日
散歩中に漂う甘い芳香
2018年8月29日(水)
このところ散歩をしていると甘い芳香が流れているのに気が付く。
今やつる植物の代表のようになってしまった「葛の花(くずのはな)」が咲き始めている。
トイレの芳香剤などよりもずっと甘味の強い芳香。
好き嫌いはあると思うが、虻などは大好きなようで夏よりも活発に飛び回っている。
色は濃紺紫色。
たまに白花を見かけたり色の薄いトキ色のものもある。
和菓子でよく使われるくず粉は、この植物の根から取られる。
葛餅や葛切りなどは私の大好物だ。
風邪を引いた時に飲む「葛根湯(かっこんとう)」も同様だ。
しかし、この繁殖力がとんでもない。
ひとたび木などにからまると数十メートルは伸びていく。
そして、遊歩道などにも良く現れて、遊歩道が葛の葉だらけになっていたりもする。
秋の七草とは言え、邪魔になる葛の葉に閉口している人も多い。
もう少し風流な秋の七草ならいいのだが、難しいものだ。
Posted by 黒メダカ at 08:02│Comments(2)
│植物
この記事へのコメント
葛の葉で柿の葉寿司みたいにする地域や
葛のツルから繊維をとり織物にしたり
あとは葛根
白石市だと白石三白の一つです
葛の花を蜂蜜に漬けて
喉が荒れたり痛いときに使うと喉にいいですよ
海外でもあの繁殖力で堤防の緑化にと日本から持ち帰り
今は大問題になっているらしいですよね
日本ですら手におえないのに
葛のツルから繊維をとり織物にしたり
あとは葛根
白石市だと白石三白の一つです
葛の花を蜂蜜に漬けて
喉が荒れたり痛いときに使うと喉にいいですよ
海外でもあの繁殖力で堤防の緑化にと日本から持ち帰り
今は大問題になっているらしいですよね
日本ですら手におえないのに
Posted by カルラ at 2018年08月29日 22:53
★ カルラ 様
コメントありがとうございます。
昔は利用価値も高く管理もしっかりしていたことから、
野放し状態ではなかったのかもしれません。
しかし、現在は各河川の土手や堤防、山間地域などではとんでもない状況になっています。
効用も高いが繁殖力にお手上げなのですよね。
困ったものです。
コメントありがとうございます。
昔は利用価値も高く管理もしっかりしていたことから、
野放し状態ではなかったのかもしれません。
しかし、現在は各河川の土手や堤防、山間地域などではとんでもない状況になっています。
効用も高いが繁殖力にお手上げなのですよね。
困ったものです。
Posted by 黒メダカ at 2018年08月30日 08:59