2018年08月26日
写真集とびしま「昭和30年代の離島の暮らし」
2018年8月26日(日)
今日は朝からの雨がずっと降り続いている。
ゆっくり落ち着いて家にいることができてうれしいが、実は午後から仕事だ。
先日古本屋で見つけた「写真集とびしま」(寒江書房発行・著者鈴木睦任)は、
昭和37年から40年までの4年間勤務した飛島小学校の先生が記録した島の自然と生活の写真集だ。
飛島は昭和25年に酒田市と合併。
昭和30年からは離島振興法が適用され、本土に近い生活の改善を目指した。
港作り、新道路建設、電灯、水道、観光対策などの事業が動き始める。
ちょうどそんな時代の村人の暮らしを写真は見事に写し出していた。
折しも私の小学生時代とぴったりと重なる写真が数多くあった。
飛島で行われていた稲作の歴史がまさに写真で記録されていた。
今ではまるで夢のようだが、実際に作られていたのだった。
秋の実りの頃は鳥追いと称して子どもたちが西海岸まで降りて行って、
鳥から稲を守っていたのだった。
全島民が参加しての運動会は子どもたちの数の多さにびっくりする。
運動会での踊りの披露やマスゲーム、団体競技など華やかな運動会だった。
写真集は平成18年に発行されていた。
少しずつページをめくりながら私にとっても懐かしい昭和の世界を味わっている。
Posted by 黒メダカ at 15:23│Comments(0)
│飛島のこと