2018年05月07日
海のメロディーと山のメロディー
2018年5月7日(月)
酒田市街地を流れる新井田川(にいだがわ)に架かる中の口橋。
橋中央部のバルコニーに片側二車線の道路を挟んで2体のモニュメントがある。
上流側にはフルートを吹く「山のメロディー」と名付けられた少年。
下流側にはたて琴を奏でる少女の「海のメロディー」。
酒田市出身の彫刻家高橋剛氏作成のブロンズ像で1992年の橋の完成に合わせて設置された。
これまで何回となくこの橋の上を歩いてきたが、
このモニュメントとそして酒田市が眺望点として指定しているビューポイントからの景観が、
大いに私を励ましてくれた。
昨日は残念ながら曇り空。
ブロンズ像の顔もすっきりしていなかったが、
海からの川面を渡る風の音は春のメロディーとなってしっかりと聞こえてきた。
ところでいつも思うのだが、
高橋剛氏の作品は凛として素晴らしいプロポーションをしている。
酒田市美術館にある像も人の身体を素晴らしい作品に仕上げているが、
なぜか顔の表情がほとんどない。
少し笑顔のブロンズ像はどこかにないものか。
Posted by 黒メダカ at 08:06│Comments(0)
│自然・風景