2017年04月05日
香梅咲・相馬楼と久村の酒場
2017年4月5日(水)
昨日通った酒田市日吉町から寿町界隈。
下の日枝神社から階段を下りて東へ歩いて行くと、
左手に立派な門が現れる。
左上には紅梅が青空に映えて満開となっていた。
門の上方には「料亭香梅咲(かめざき)」と書いてある。
昔ながらの料亭も数えるほどになり、
今では割烹なのか料亭なのかわからないお店が多くなっている。
ひところは会社の送別会や結婚式まで料亭で行われていたが、
今やその面影もない。
この料亭香梅咲のすぐ隣にはこれまた昔ながらの相馬楼(そうまろう)がある。
昔は相馬屋として香梅咲と並んで立派な料亭だったが、
今は舞子茶屋相馬楼として生き返っている。
さて、そのまま東へ足を伸ばすとあるのが、
お酒好きにはかなり有名な久村酒屋(久村の酒場)である。
町名は前者が日吉町(旧台町)そして久村の酒場は寿町(旧寺町)に当たる。
夜の赤ちょうちんは馴染みがあるものの、昼の久村の酒場は写真にしたことがなかった。
こうして、同じ1本の通りの同じ側に並ぶ3件の店。
ほんの数十メートルしか離れていないにも関わらず、その歴史はかなりの違いがあるように見える。
歩きながら思わず後ろを振り返ってみると青空の中をはるかかなたでトンビが飛んでいた。
いよいよ本格的な春が来たなと思う。
Posted by 黒メダカ at 08:06│Comments(0)
│自然・風景