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黒メダカ
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毎日の日記代わりに綴っているが時々羽目を外すこともあり。
美味しいものには目がないが、以前はこよなく愛していた日本酒などのアルコールはほとんど嗜むことがなくなった。
心臓の持病はいつ悪化するかわからない厄介者。

2017年03月25日

酒田市役所前の桜の行方

酒田市役所前の桜の行方



2017年3月25日(土)

東京ではすでにソメイヨシノの開花が報じられていた。
酒田ではまだまだ蕾は固いままだが、
酒田市役所が建て替えられる以前にあった交差点のところの桜の行方が気になって、
とうとう昨日、酒田市役所の総合案内に尋ねに行った。

桜の木の話をすると担当の方(新庁舎建設室の方?)が直接総合案内まできていただき、
詳しいお話しを聞くことができた。

ちょうど喫茶「山茶花(さざんか)」の向かい側の小高い休憩所にあった桜の木は、
酒田では一番先に咲き始めることで有名な木だった。

酒田市役所でも何とかしてこの木を移転したいと考え、樹木医などとも相談をしながら根を掘り進んだところ、
やはり相当な老木で移転は無理だろうと考えていたらしい。

しかし、それでも何とか掘り出してトラックに積んだところまでは良かったが、
その後運搬しているときに木が折れてしまったとのこと。
すぐ隣にあった大きなたぶの木もやはり老木で同じ運命だったようだ。
命あるものいつかは土に還るのは止むを得ないことだが、やはり惜しい。

それでも、ことの顛末(てんまつ)を知っている方から直接お話しを聞くことができ、
本当にうれしい気持ちでいっぱいになった。

そして、担当の方の話はまだ終わってはいなかった。

それは折れた桜の木とたぶの木を使って作られたのが、
何と目の前にある総合案内のデスクなのだった。

いつも総合案内の席に座っている若い彼女も全く知らない話で、
かなり驚いていたが、何か一言でもこのデスクの生い立ちなどを書いていればと思ったが、
あえてそんなことをしないほうがいいのかもしれないとも思った。


酒田市役所前の桜の行方



一枚板ではないが、かなりがっしりとした造りとなっていた。
以前は桜の花を咲かせることで市民の目の保養になっていたが、
思わぬ形で市民の役に立っている現在の桜の木。

これからもしっかりと市民を見守って過ごして行くのだろう。


酒田市役所前の桜の行方



酒田市役所北側には生き残ったたぶの木、松の木、桜の木がある。
これから徐々に花を咲かせ、緑を楽しませてくれそうである。





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Posted by 黒メダカ at 08:02│Comments(4)酒田関連
この記事へのコメント
なるほど・・
気にはなっていましたが
そんな残し方もあるんですね
Posted by tan-tantan-tan at 2017年03月25日 11:08
★  tan-tan 様

コメントありがとうございます。

酒田市の担当者の方に感謝!でした。
皆さんどうなったのか知らない人が多いのじゃないだろうか?
Posted by 黒メダカ黒メダカ at 2017年03月25日 15:52
行方を詳しくありがとうございます。
あの桜の木には日光が良くあたり、
誰より早く、春を知らせてくれる頼もしい木だったのに・・・
あーあ、また昔の名残がまた一つ消えましたか(-_-;)
Posted by 酒田人 at 2017年04月02日 10:15
★ 酒田人 様

コメントありがとうございます。

老木は形を変えて残るしか方法が無かったようですね。
残念ながら昔のものはどんどん少なくなっていきます。
Posted by 黒メダカ黒メダカ at 2017年04月02日 21:22
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