2016年12月20日
カモと人間の距離
2016年12月20日(火)
酒田市飯森山にある白鳥池。
この時期は鴨(カモ)の池となるが鯉への餌やりをする人が、
いつの間にやら寄ってくるカモにせがまれるシーンを何度も見ている。
写真は女性二人が小さな子供と小さなワンちゃんを連れてやってきたところ。
最初は池の端まで行っていたが、カモが押し寄せてきて少しずつ下がったところ。
池の中にいたカモの一部が何匹か陸の上に上がって、
「わたしにもちょうだいよ~」とせがんでいるのがよくわかる。
以前最上川にあるスワンパークでも餌やりは盛んだったが、
しまいには人間の手からパンを奪う白鳥やカモもいた。
人間とカモや白鳥などの野鳥との距離ははたしてどのくらいがいいのか。
鳥インフルエンザの原因はカモや白鳥などの渡り鳥にあることはある程度知られてはいるが、
すべての野鳥が原因かと言うとそうとばかりも言えない。
また、渡り鳥をすべて人間の周りから追い出すわけにもいかず、
対応はかなり苦慮することになる。
遠巻きに観察しながら注意深く対応する。
美しい野鳥を見ながら考えてみたが野生の生き物として、やはり人間とは一線を引くことくらいしか思い浮かばない私であった。
Posted by 黒メダカ at 08:02│Comments(0)
│生物