吹浦駅から十六羅漢へ

黒メダカ

2020年04月14日 08:17






2020年4月14日(火)

日曜日歩いてきたのはJR吹浦駅から昔を懐かしみながらの十六羅漢方面へのウォーキングだった。
私が小学生の頃、夏休みには祖母といっしょに蒸気機関車に乗って吹浦駅までよくきた。
そして西浜海水浴場ではなく、釜磯海水浴場へと歩いて行くのだった。

小学生の足で30分ほどかかっただろうか。
当時は自家用車もほとんどなく、とことこ歩くのが普通だった。

一日磯にいるカニや魚と遊びながら、
またとことこ歩いて吹浦駅まで戻っていった。

その歩いた道が写真の岩の上に突き出した歩道だった。
老朽化が進み、しばらく通行禁止だったがようやく一部通行が可能となっていた。

残念ながら十六羅漢のところまでが補修した区間で、
それから先はまだ通行止めだった。

右側に流れる川は月光川である。
奥には鳥海山が見える。






手前が月光川と吹浦漁港だ。



水面に光が反射して出羽二見が黒く見える。



十六羅漢より先はまだ通行止めだった。
釜磯海水浴場まではもう少し歩かなければならない。
かなり高いところだが、子ども心にはきれいな眺めしか目に見えなかったようだった。

私の祖母は今生きていれば110歳を超えているはずだが、
当時はどんな話をしながら子どもたちを蒸気機関車に乗せて連れてきたのだろうか。

優しい祖母の笑顔しか今の私には記憶がない。







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