田植えの風景

黒メダカ

2019年05月16日 08:02







2019年5月16日(木)

五月(さつき)の季節は田植えの季節だ。
昔の田植えは一家総出で、子どもからお年寄りまでみんなで行っていた。

私が小学生だったころはやはり駆り出されて苗投げをやらされていた。
大人の人たちが腰をかがめて手植えで丁寧に植えて行くと途中で苗が足りなくなる。
そんな時に畦(あぜ)から苗を投げてやるのだった。

田んぼの中には緑と黄色の縞模様のヒルがいて、
良く足から血を吸っていた。
かゆくてしょうがなかったが、取ろうとしてもなかなかしつこくて取れなかった記憶がある。

その後悪い血をすってくれるんだよと聞いたことがあるが本当だったのだろうか。

休憩時間になると面白いように菓子が出てきた。
これが楽しみで早く休憩にならないかといつも考えていた。


今はすべて田植え機械がまとめて植えてくれるようになった。
画期的なのだが、問題はこの機械の値段になる。

昔のような腰を痛めるようなことは少なくなったが、
それでも隅のところなどはやはり手植えでやらざるを得ない。


写真は八幡地区で見かけた田植え風景だ。
静かな田んぼに機械の音が響いていた。











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