象潟からの雪の鳥海山外輪

黒メダカ

2018年03月04日 08:03






2018年3月4日(日)

昨日晴天の中を秋田県にかほ市象潟町(きさかたまち)まで行ってきた。
はじめは県境の三崎峠で散策をするつもりだったが、
鳥海山があまりに美しくてつい北上して象潟漁港まで行った。

その後JR象潟駅へ寄り少しブルーラインを登ったところで写真を撮った。
象潟町から見る鳥海山は外輪がくっきりと見え、
普段見慣れない荒々しい鳥海山の魅力がたっぷりと味わえた。


ところで山形県内のことなら知っている人でも、
すぐ隣県ながら遊佐町を過ぎるとどこの市へ入るのか知らない人がいる。

昔なら「小砂川(こさがわ)でねーの?」「小砂川は地名で象潟(きさかた)町じゃなかったっけ?」という人もいるが、
現在はにかほ市小砂川になっている。
そして上浜を過ぎてにかほ市象潟町へ入る。

象潟町は俳人松尾芭蕉が立ち寄ったところ。
有名な俳句も書かれている。

JR象潟駅前には碑も設置されていた。











有名な俳句「きさかたの雨や西施かねぶの花」はその後推敲され、
「象潟や雨に西施がねぶの花」に替えられた話が伝わっている。

西施(せいし)は中国の四大美女の一人(王昭君・貂蝉・楊貴妃・西施)。
ねぶの花はピンクの花を夏咲かせる合歓の花(ねむのはな)。
雨に煙る合歓の花を中国の美女に例えたとされる。

私も合歓の花は好きだがそれほどの美女にはいまだにお目にかかったことはない。





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