難所「三崎峠」

黒メダカ

2017年08月15日 18:38




2017年8月15日(火)

全身汗まみれになるのが少し楽しくなってきた。
毎日1万歩は軽く超えているが、
家に帰ってきてシャワーを浴びたあとのひとときがほっとする瞬間でもある。

今日は北方面へ向かって秋田県境の三崎峠を歩いた。
秋田県側の三崎公園に車を置いて、山形県側へ戻ってくるようなコースだ。

北から観音崎、大師崎、不動崎と三つの崎が日本海に突き出ていることから、
三崎峠と名付けられたようだが、馬も通られないほどの難所だったらしい。

その後戊辰戦争での戦地となったり、
多くの出来事があった場所でもある。









三崎公園にはキャンプ場や広場、展望台など多くの観光場所がある。
駐車場に着くとすぐに展望台へと登り、小砂川海岸や遠くは男鹿半島まで望むことができた。
写真では飛島がくっきりと見ることができる。

山形県側へ行くには松尾芭蕉も歩いたという旧道か海岸沿いを歩くが、
旧道は鬱蒼としており、海岸沿いの急登の道を選んだ。
距離はそれほどではないが、何しろ急な階段はいきなり汗が噴き出した。











息も絶え絶えどうにか登った坂から後ろを振り返れば、
まさにひっくり返りそうな坂だった。

海へと続く絶壁に黄色の花が群落を作っていた。
トビシマカンゾウとそっくりの花だが、ノカンゾウなのだろうか。
真っ青なな海の色と黄色の花の色が好対照な美しさを見せていた。









山形県側へ降りると東屋やトイレがある。
後ろを振り返ると三崎灯台が白く光っていた。

遠く鶴岡方面まで見えるが、
何しろ海の色が青い。
小型漁船がゆらゆらと浮かびながら何かを採っていた。




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