帰ってきたオオヨシキリ

黒メダカ

2017年05月11日 08:04




2017年5月11日(木)

酒田市にある出羽大橋近くの最上川河川敷を散歩したとき撮影したオオヨシキリ(大葦切)。
名前の通り葦の中に棲む昆虫を餌に自らも葦原に巣を作って繁殖する。

昔は我が家からすぐのところにあるにいだ川(新井田川)でも、
その高らかな囀りを聞くことができたが、
最近は護岸整備が進み、コンクリートが多くなって聞こえなくなってきた。

辛うじてまだ護岸整備の進んでいない上流域で聞くことができる。

鳴き声は何とも表現が難しいがその喧噪な囀りから「行行子」とも呼ばれている。
そのままぎょうぎょうしい鳴き声である。

この鳥の声が聞こえるとあぁそろそろ夏が来たなぁと感じてしまう。
冬の間は東南アジア方面へ渡っている。


さて、もう一羽見かけた野鳥がいた。
それが「モズ」だった。





名前は知っていてもなかなかお目にかかれない野鳥だが、
この最上川河川敷ではよく出会う。

赤モズやチゴモズなど種類は豊富だが、
私にはほとんど見分けがつかない。
嘴(くちばし)の先が猛禽類に似ているのでわかるだけだが、
大きさは上のオオヨシキリとほとんど変りはない。
全長17㎝~20㎝ほどの大きさである。

こちらのモズは年中酒田周辺で見かけることができる。



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